（写真：Jiji Press）

首脳が相互訪問する「シャトル外交」を続ける方針を確認しました。核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮対応について、日韓、日米韓で緊密に連携していく認識で一致しました。

会談は約３０分間行われました。冒頭、首相は「日韓の連携、協力が地域や世界のために非常に大きな力となることを心より期待している」と強調しました。政府や企業、国民同士の交流の活発化を訴えました。李氏は両国で「意見の違いはあるが、いろいろな面で協力し合って助け合う関係に発展することを願う」と語り、未来志向の関係発展に期待を示しました。

両首脳は、日韓関係の安定的発展に向けて政府間で緊密に意思疎通する方針で一致しました。今年の国交正常化６０周年を機に「より堅固で成熟した関係の基盤」を築く考えを申し合わせました。国民間や経済面での交流の取り組みを政府として後押しすることも確認しました。（daily.co.jp）